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What’s new with AWS file storage
AWSファイルストレージの新機能
Pulisher : Strategic Tech Center キム・ソンホ
Description:AWSのマネージドファイルストレージの最新動向と性能、実適用事例についてのセッション
はじめに
様々なプラットフォームをサポートするAWSのマネージドファイルストレージの最新動向及び性能及び実適用事例などについて確認するためにセッションを申請し、業務に適用する際、要件に合ったファイルストレージを選択して適用するのに役立つと期待しています。
セッションの概要紹介
AWSのフルマネージドファイルストレージであるFSx、EFSの最新の発展紹介と改善された性能指標などを知ることができ、実適用について説明するセッションです。
AWSのFile Storageは、2022年のreinvent以降、約20以上の機能をリリースしており、今回の2023年のreinvent期間にも7つの機能をリリースする予定です。
データ量は、IDCによると、2022年に全世界で生成・複製されたデータ量は101ゼタバイトに達し、2026年までに2倍以上になると予想されています。
では、なぜこのようにデータが急速に増加しているのでしょうか?成長は様々な要因によって促進されています。
AWSファイルストレージを使用すると、データとともにより多くの作業を行うことができます。
AWSでは、3つの領域を中心に最も重要なことに継続的に投資しています。
・パフォーマンス、データ管理とレジリエンス機能、コスト最適化。
Amazon FSxファイルシステム
Amazon FSxでは、Lustre、NetApp ONTAP、OpenZFS、Windows File Serverの4つの一般的なファイルシステムから選択できます。通常、そのファイルシステムに対する習熟度、またはワークロード要件に合ったファイルシステムの機能セット、パフォーマンスプロファイル、データ管理機能の適合性に基づいてファイルシステムを選択します。
Amazon FSx For NetApp ONTAP
NetAppの人気のあるONTAPファイルシステムをベースに構築された、非常に信頼性が高く、拡張可能で、高性能と多様な機能を提供する完全に管理されたサービスです。
今回のreinventでは、Ontapファイルシステムをより高い性能を提供するスケールアウトファイルシステムのニュースを発表しました。
・ファイルシステムクラスターの拡張(Scale Out)を通じた性能向上
・読み取り(Read)スループット9倍増加
・書き込み(Write)スループット6倍増加
・IOPSが7倍増加
Amazon FSx for Lustre
高性能ファイルシステムサービスで、高速でスケーラブルなLustreファイルシステムを提供します。Lustreは、科学技術コンピューティングの分野で大容量データ処理と分析に使用される高性能並列ファイルシステムです。Amazon FSx for Lustreは、ビッグデータアプリケーション、機械学習、科学的シミュレーションなどのタスクを処理するために必要な高性能ストレージを提供することで、ユーザーがクラウドでこれらのタスクを実行するのに役立ちます。FSx for Lustreは、データスループットが大きく、I/Oパフォーマンスが重要なワークロードに適しており、AWSのマネージドサービスとして簡単に設定および管理できます。
今年8月にリリースされたこの機能により、お客様はAPIを呼び出してFSX for Lusterのファイルシステムから不要なデータを消去することができます。 これにより、後続のワークロードのためのストレージ容量を確保することができます。
この操作を行うと、バケットの構造に関するメタデータはファイルシステムに残ります。
したがって、以前にロードされたデータに再度アクセスする必要がある場合、すべてのデータはFSX for Lusterのファイルシステムに透過的に再ロードされます。
コストとパフォーマンスの管理をテーマに、今年reinventでは、FXs for Lusterのオンデマンドスループット拡張を発表しました。
オンデマンドスループット拡張により、既存のFXs for Lusterファイルシステムのスループット容量を簡単に増減することができます。
Amazon FSx for OpenZFS
オープンソースのOpenZFSファイルシステムをベースに構築された完全管理型ファイルシステムを起動、実行、拡張できる完全管理型ファイルストレージサービスです。
Amazon EFS(Elastic File System)
完全に弾力性のあるサーバーレスファイルストレージを提供し、ストレージ容量やパフォーマンスをプロビジョニングや管理することなく、ファイルデータを共有することができます。
EFSについて継続的に調査し、時間の経過とともに性能を改善してきましたが、今回のreinventでは、READ/WRITE IOPS性能向上とコスト削減のための新しいストレージクラスであるEFS Archiveを発表しました。
Amazon EFS(Elastic File System)
完全に弾力性のあるサーバーレスファイルストレージを提供し、ストレージ容量やパフォーマンスをプロビジョニングや管理することなく、ファイルデータを共有することができます。
EFSについて継続的に調査し、時間の経過とともに性能を改善してきましたが、今回のreinventでは、READ/WRITE IOPS性能向上とコスト削減のための新しいストレージクラスであるEFS Archiveを発表しました。
セッションを終えて
初期ファイルストレージ(EFS)の場合、性能上の問題、FSxの場合、制約事項(AD連動必須など)などがあり、簡単に導入することができませんでしたが、AWSで継続的な性能改善及び拡張を進行しており、今後、プロジェクト遂行時、必要な条件策定により、導入について慎重に(積極的に)検討することも可能と思われます。