MEGAZONE

MEGAZONEブログ

AWS re:Invent 2024 マット・ガーマンCEO 基調講演<Part 2>
Keynote re:Invent2024

AWS re:Invent 2024 マット・ガーマンCEO 基調講演<Part 2>

AWS re:Invent 2024 Keynote with Matt Garman

Title: CEO Keynote with Matt Garman
Date: 2024年12月3日(火)
Venue: Venetian
Speaker:
Matthew Garman (CEO、Amazon Web Services)
Benoit Dupin (Senior Director AIML, Apple Inc)
ロリビール(グローバルCIO、JPMorganChase)
Jennifer Tejada (CEO and Chairperson, PagerDuty)
Andy Jassy (President & CEO, Amazon)

AIとインファレンスの活用について、製薬産業やスポーツ分野でのAIの活用事例を挙げて、AIアプリケーションがますます多様な方面で重要な役割を果たしていることを強調しました。
すべてのアプリケーションがAIとインファレンスを通じて新たに変化しており、これをサポートするためには高性能ツールとデータ統合が不可欠であると説明します。

Bedrockは、アプリケーションを構築して拡張するための最良の方法です。
何万ものアプリケーションが顧客を使用するようになり、昨年は5倍以上のBedrock成長を遂げました。
AWS Bedrock は AI アプリケーションの構築と拡張のための強力なプラットフォームで、さまざまな AI モデルを利用できるようにサポートしています。
また、複数の機能により、AIのパフォーマンス、コスト効率、ユーザーカスタマイズの利用性を最大化します。

さらに、AWS Bedrockのマルチエージェントシステムは複雑なワークフローを管理し、エージェント間のコラボレーションを可能にすることで、顧客は何百ものタスクを同時に処理し、従来の手作業方法よりも効率的に作業を行うことができました。
セキュリティ要素は、顧客のデータを徹底的に保護しながら、カスタマイズされたAI機能を提供します。
AWS Bedrock は新機能とツールを継続的に開発し、お客様が AI アプリケーションを簡単に構築および拡張できるようにします。
したがって、さまざまな業界にわたってより複雑で重要なアプリケーションに拡張されます。

AWS Novaの特徴としては4つのモデルタイプがあり、マイクロ、マルチモード、プロ、プレミアムのタイプがあると紹介しました。
マルチモードは、テキストベースの高速で費用対効果の高いマイクロ機能を提供し、さまざまなテキスト、画像、ビデオ入力、高度な機能を提供します。
プロタイプは、先進的なベンチマーク結果競争モデルと比較して優れたパフォーマンスを提供し、プレミアムタイプは2024年にリリース予定で、コスト削減と高速化を提供します。

ベンチマークの結果、ラマやGPTなどと比較すると、性能的に優れているという評価を受けています。画像とビデオの生成モデルには、「ノバキャンバス」と「ノバウィ」があります。
ノバキャンバスは自然言語入力を介して高品質の画像を生成し、レイアウト、色、透かし管理を提供します。
ノバウィは最先端のビデオ生成モデルで、カメラ制御やモーションパンニングなどの機能をサポートし、広告やマーケティングに適した6秒から2分の長さのビデオ制作を可能にします。

AIベースの開発ツールは、ユニットテスト、コードレビュー、文書化を自動化し、開発者の反復的で非効率的な作業時間を短縮します。
これにより、開発者は創造的な活動に集中することができ、Q DeveloperはGitlabなどの人気のある開発ツールと統合され、既存のアプリケーションの管理とモダナイゼーションをサポートします。
AWSの目標は、AIと生成AI(GenAI)を使用して開発者がより創造的に作業できるようにすることです。
これにより、開発者はニーズに合ったさまざまな機能と最適化されたツールを自由に活用できます。

Q Businessと Q Index、Q for BI についての説明がありました。Q Businessはデータソースを繋ぎ、リアルタイム検索及びまとめ機能を提供し、SharePoint、Salesforceなど統合し、生産性と効率性を最大化します。Q Indexはエンタープライズをインデックスし、データのアクセス強化、データセキュリティ、権限管理を通して、安全な情報を提供します。

Q for BiはQuickSightと結合し、定型データと非定型データで分析しながら、データベースの洞察を介して意思決定を加速します。

また、Q Automateの機能は複雑なワークフローを自動化し、時間とコストを削減し、新しいAPIでさまざまなアプリケーションとの統合を容易にし、ISV(Independent Software Vendors)パートナーに協力なツールとして提供すると紹介しました。

紹介でもわかるように、AIアプリケーションがますますさまざまな面で重要な役割を果たしていることがわかりました。

AIをコラボレーションするサービスの紹介がほとんどで、コンテンツ制作を加速するなど、日常生活で思ったより密接に近づいてきたことをもう一度感じることができました。
最近、AWSのリソースはAI機能を追加してますます高度化し、差別化と発展を目指す方向を見ることができ、難しい内容ですが新鮮な感じを与える発表でした。


執筆:MEGAZONECLOUD

ブログ一覧

この記事の読者はこんな記事も読んでいます