Building your own FinOps KPIs

Pulisher : Mass Migration & DR Center ギルジュンボム
Description : FinOpsのKPIの重要性と、適切なKPIを策定するために必要なものについて紹介します。

はじめに

FinOpsは財務管理のための領域です。FinOpsのKPIの重要性、KPIが存在する理由、これを保有しなければならない理由、理解しやすいKPIを作るとは何か、会社で適切なKPIを策定するために実際に必要なものは何かを理解するためのセッションです。堅実なKPIの設定とどのように構成すべきかを見ていきたいと思います。

セッションの概要紹介

始める前に、AWS FinOpsのフレームワークです。

最初の測定と責任です。コストをどのように把握し、報告しているか？正しい割り当て方法があるか？ 視覚化のための適切なツールがあるか？ これが最初のKPIの領域です。

二つ目はコスト最適化です。コスト最適化はFinOpsの一部であり、FinOps自体とコスト最適化を混同してはいけません。後ほど、最適化率と最適化方法について説明します。

3つ目は予測と計画です。 この部分が最も財務パートの領域が必要とすることです。既存のワークロードと新しいワークロードに対するコストをどのように予測すべきでしょうか？ そして、その後、どのように予算を設定すべきでしょうか？ 予算と実際のコストの差をどのように確認し、異常現象をどのように確認し、分析すべきでしょうか？誰も好きなことではありません。

最後に、見落としがちな運営領域です。私たちが望むことを実際に実行できるように保証できる方法は何でしょうか？ガードレール、スポンサー、サポート、組織を整えるにはどうすればよいでしょうか？

このような検討が行われてこそ、正しいFinOps KPIの設定が可能になります。

では、私たちはなぜこの場に来たのでしょうか？ 先に述べたように、FinOps KPIの設定に苦労していたからです。

CFOの48%がクラウドのROIを計算するのに苦労しているそうです。 このFinOps領域はクラウド技術総括であるCTOの領域ではないことを示しています。技術の領域を超えた問題であることは明らかです。

本質的にROIの計算が難しいということは、効果を追跡することが非常に難しいということです。 したがって、必要なだけ技術的な組織と、財務組織の共有やハイブリッド、中央集権化された新しい組織が必要です。

クラウドは難しいです。技術的に非常に高度で、理解も把握も容易ではありません。 そして、財務面の難しさはクラウドの難しさのトップ5にも入りません。

クラウドのコストは無人島のコストのように感じるほど誰も所有しておらず、定義も難しい領域が多いです。 これがKPIが必要な理由です。

このような悩みを解決するために、FinOps KPIのための5つのポイントフレームワークを考えました。 直接影響を与えるものからビジネス要件や必要なものを解決するのに役立ちます。 そうでない人に不要なKPIを作成しないようにしなければなりません。必要な結果を得られないことをするのは、ただ時間の無駄だからです。

また、包括的で集合的に繰り返されない一つのKPIを作りたいです。 そして、効果が維持されているかどうかを継続的に見て、継続的な見直しをしなければなりません。

CFM(Cloud Financial Management)領域によるFinOps KPIを区分してみました。

■参照
　　　・Bill trend rate (請求書の傾向率)
　　　・Unallocated spend rate (未割り当て支出比率)

■Save
　　　・Rightsizing opportunities (ライトサイジングの進行)
　　　・Modernization opportunities (モダナイゼーションの機会)

■Plan
　　　・Bill shock variance (予想外の費用請求の頻度)
　　　・Forecast accuracy (予算予測の精度)

■Run
　　　・CFM Assessment score (CFM評価スコア)
　　　・Governance score (ガバナンススコア)

■Unit metrics
　　　・Spend to revenue ratio (収益に対する支出比率)
　　　・Spend to transaction ratio (取引に対する支出比率)

特にUnit metricの重要性を強調しました。 ビジネスサービスのコストと需要を連結し、これによりUnit metricを計算する方法についての説明とエクセルテンプレートによるデモを行いました（下記URL参照）。例えば、クレジットカード取引あたりの費用(Cost per Credit Card Transaction)を見て、この指標を最適化してビジネスパフォーマンスを向上させる方法などが言及されました。

上の表では、時間が経つにつれてAWSのコストが増加する縦棒で表現されています。 それ自体は、コスト増加があると言わざるを得ません。 断片的なデータとして解釈すると、コスト増加が良くないということです。

ただし、Unit metricデータを追加で提供して比較分析すると、コストの増加が成功の兆候なのか、調査が必要なシグナルなのかを判断するためのデータベースの意思決定をサポートします。

FinOps KPIが気になる方は、AWS Skill Builderセッションと一緒に例のExcelファイルをダウンロードして実習してみることをおすすめします。

最後に、様々なビューをリストアップし、投票を通じてどのKPIが有用であるかを投票して議論する時間を持ちました。

AWS スキルビルダー

AWS Skill Builder
https://explore.skillbuilder.aws/learn/course/external/view/elearning/17516/aws-finops-creating-cloud-business-kpis-unit-economics

KPIダッシュボードでコスト最適化のKPIをトラッキングする方法
https://aws.amazon.com/ko/blogs/aws-cloud-financial-management/how-to-track-your-cost-optimization-kpis-with-the-kpi-dashboard/

ユニットメトリックとは？
https://aws.amazon.com/ko/blogs/aws-cloud-financial-management/what-is-a-unit-metric/