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容量、可用性、コスト効率:3つ選ぼう
Capacity, availability, cost efficiency:Pick three
Pulisher : Enterprise Managed Service Group イ・ヘイン
Description : AWSが考える容量、可用性、コスト効率の全てが実現できるベスト・プラクティスについて紹介するセッション。
はじめに
インスタンスを新規に作成したり、既存のインスタンスを管理する際、AWSが提供するインスタンスに対する容量、可用性、コスト効率を全て確保できるベスト・プラクティスを知りたいと思い、このセッションを申し込みました。
セッションの概略紹介
インスタンスの容量、可用性、コスト効率を最大化する方法を理解するのに役立ついくつかの技術とコーチングをテーマにしたセッションです。
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容量管理の成功の鍵は、現在のワークロードに適した性能と可用性、そしてコストを見つけることです。
最終的には、組織の目標を実行するための適切かつ効果的なフレームワークを持つことが重要です。しかし、すべてのワークロードには固有の要件と目標があります。
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適切なタイプのインスタンスを選択するにあたり、用途やワークロードの要件に応じて性能を区分することが重要です。上の表はAWSが提供するインスタンスタイプについての説明です。
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リソースコストを節約できる料金モデルとしては、上記のように合計3種類をサポートしています。
しかし、ベスト・プラクティスはすべての料金モデルを組み合わせたものであり、これもお客様のニーズに合わせて適用する必要があります。
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この章では、柔軟性を高めるためのいくつかのツールセットを紹介します。
・Auto Scaling groups
・EC2 fleet
・Attribute-based instance selection
・Spot placement score(SPS)
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潜在的な容量へのアクセスを最大化することは、リソース全体の信頼性を最大化するためにも非常に重要であり、さまざまな使用パターンを活用してリソースに適用することができます。
例えば、毎週週末ごとに作業がオフラインになるワークロードでは、空き容量をピックアップし、他のリソースに同じ用途で使用して容量を活用することができます。
このような特徴は、クラウドの柔軟性という利点を示しています。
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次に、最大72%まで削減が可能で柔軟に適用できる料金モデルであるSavings Plansを活用して、リソースコストを節約することができます。Savings Plansは、時間当たりの料金を契約すると、削減額が自動的にコンピューティング使用量に適用される方式で適用されます。
上記の表では、Savings Plansの3つの選択オプションについて確認することができます。
1.Compute Savings Plans
2.EC2 Instance Savings Plan
3.SageMaker Savings Plans
セッションを終えて
AWSリソースをより効率的かつ合理的に使用するために、EC2 fleet、Savings Plansなどのサービスを活用することができます。ただし、導入前にワークロードの形態や特性を考慮する必要があり、それぞれの状況に応じて様々なオプションや特典を適用することができます。
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